【明豊エンタープライズ】2017.10(1Q決算)

賃貸アパート開発が主軸。

子会社で仲介、管理。マンション開発休止し、事業再生ADR(裁判の手続きによらず紛争解決すること)で再建。

以下事業構成比。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
不動産分譲 3,295 958 86.5%
不動産賃貸 474 37 12.4%
請負 34 1 0.9%
その他 8 5 0.2%
調整 △ 63 0.0%

 

分譲が構成比トップ。そして利益率29.1%とかなり良い。

以下、当社決算情報、定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合全て百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 3,813 939 788
前決算② 1,472 92 37
業績予想③ 15,000 2,170 1,800
YoY 2,341 847 751
159.0% 920.7% 2029.7%
③-① 11,187 1,231 1,012
進捗率 25.4% 43.3% 43.8%

 

対前四半期増収(+2,341、+159.0%)、増益(+847、+920.7%)

増益幅にかなり驚く。920.7%

アパート開発事業である「MIJAS(ミハス)」シリーズを4棟売却が効いているようです。

営業利益率も6.3%から24.6%へと18.4ポイントアップの急成長。

破竹の勢いです。

対業績予想では、売上は普通にクリア。営業利益と最終利益は大幅に超過達成しています。

すさまじい決算でした。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 2,170
有利子負債 当決算期末残高 3,952
現金預金 当決算期末残高 1,208
純資産 当決算期末残高 3,734
当期純利益 業績予測 1,800
総資産 当決算期末残高 8,493
発行済み株式数 当決算期末残高 24.661
支払利息 業績予測 86
減価償却費 業績予測 4
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 73
BPS 純資産÷発行済み株式数 151
株価 直近株価 435
予想配当金額 決算短信 5
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 123.303
時価総額 株価×発行済み株式数 10,727

 

総資産8,493、純資産3,734、自己資本比率44.0%と高くはない。△

有利子負債3,952、D/Eレシオ1.06倍。高い。×

流動資産7,609、流動比率89.6%と高い。○

ネットキャッシュ△2,744の赤字。×

財政状態は良いとは言えない。そこまで悪いわけでもないが。

時価総額は107億円とまだまだ小さいのでスケールする余地は大きいとも言えるでしょう。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 48.21%
ROA 総資本利益率 21.19%
PER 株価収益率 5.96
PBR 株価純資産倍率 2.87
ROIC 投下資本利益率 18.17%
WACC 加重平均資本コスト 2.32%
EBITDA 減価償却前営業利益 2,174
FCF Free cash Flow 1,439
EV 企業価値 13,471
予想利回り 1.15%
配当性向 6.85%

 

ROE,ROAがとんでもなく良いスコア。◎

グレアム指数が17.1倍とまだまだ割安。○

ROICのスコアもとても良い。◎

EV/EBITDAは6.2倍と割安。○

PEGレシオが0.29倍。とても安い!◎

FCFマージンは9.6%とカネ回りはそこそこ。△

配当利回りと配当性向は低い。カネはないので当然でしょう。△

 

まとめ

かなり良いスコアで驚く。

特にPEGレシオが1倍を下回っている銘柄に出会えるのは稀。

しかも、上に数値は会社がリリースしている業績予想の数値で計算したものです。

現状、利益計画は大幅に超過達成していることから考えると、本決算は業績予想どころの数字ではない可能性もあり、ただでさえ良いスコアがますます良くなる可能性すらあります。

これは、買いなのではないでしょうか。。。

ただ、もちろん楽観ばかりはしていられない。

なぜなら、賃貸アパートの販売が順調に行き過ぎている感は否めませんから。

相続税対策などの追い風があるのでしょうが、この勢いがいつまで続くのかは神のみぞ知る。

現状のスコアは非の打ちどころとてないのですが、課題もある、とは思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です