【東京製鐵】2017.9(2Q決算)

電炉の雄。

独立系で業界首位級。

建材が主力で、機動的な価格政策に特長。熱延鋼板にも進出。

以下、当社決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合全て百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 78,593 7,855 7,293
前決算② 57,220 5,378 5,210
業績予想③ 160,000 13,000 12,000
YoY 21,373 2,477 2,083
37.4% 46.1% 40.0%
③-① 81,407 5,145 4,707
進捗率 49.1% 60.4% 60.8%

 

対前四半期累計増収(+21,373、+37.4%)、増益(+2,477、+46.1%)

この規模の会社がすごい成長。営業利益率は9.4%から10.0%へと0.6%アップ。

良い決算。

要因としては、中国の輸出圧力低下、国内建設需要の高まり、コストダウン努力など。

対業績予想では、売上は若干ショートしたものの、営業利益と最終利益は大幅クリア。

かなり良い中間決算と思いました。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 13,000
有利子負債 当決算期末残高 0
現金預金 当決算期末残高 11,945
純資産 当決算期末残高 116,077
当期純利益 業績予測 12,000
総資産 当決算期末残高 163,494
発行済み株式数 当決算期末残高 144.048
支払利息 業績予測
減価償却費 業績予測 4,004
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 83
BPS 純資産÷発行済み株式数 806
株価 直近株価 1,012
予想配当金額 決算短信 10
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 1,440.481
時価総額 株価×発行済み株式数 145,777

 

総資産163,494、純資産116,077、自己資本比率71.0%、高い。○

有利子負債はなし。◎

流動資産94,241、流動比率57.6%、そこそこ。△

ネットキャッシュが58,945、対総資産比率36.1%とかなり高い。お金持ち。○

時価総額1,457億円。やはりそれなりの規模。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 10.34%
ROA 総資本利益率 7.34%
PER 株価収益率 12.15
PBR 株価純資産倍率 1.26
ROIC 投下資本利益率 7.21%
WACC 加重平均資本コスト 1.24%
EBITDA 減価償却前営業利益 17,004
FCF Free cash Flow 13,431
EV 企業価値 133,832
予想利回り 0.99%
配当性向 12.00%

 

ROE,ROAは良いスコア。○

グレアム指数15.3倍。安い。○

ROICはそこそこか。もう一声欲しい。△

EV/EBITDAは7.9倍。安い。○

PEGレシオが30.38倍。高い。×

FCFマージンは8.4%と高くはない。△

配当利回りも高くない。△

 

まとめ

計画超過達成の蓋然性が高いので、上に記載したスコアはそれぞれ現実味がある。

中間決算もとても良かった。営業利益率が2ケタの大台の乗ったのは大きい。

ただ会社の規模がある一定になっているので、今からガンガン時価総額がでかくなるということはなさそう。

それは業種からもわかる。お堅い保守的な業態です。

それに中国の需給関係や、鉄スクラップの原価などの、対外的な要因に業績が左右されるケースが大きいのも気になる。

また、PEGレシオが良くない。そしてFCFマージンも良くない。

成長可能性で大きく夢を見せることやガシガシカネを稼ぐ、というイメージは抱きにくい。

良い銘柄だとは思いますが、私は買わない銘柄だと思いました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です