【第一カッター興業】2017.9(1Q決算)

ダイヤモンド使用のコンクリート構造物切断・穿孔工事が主力。

水圧のウォータージェットも。

事業構成比はこちら。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
切断・穿孔工事 3,194 543 84.9%
ビルメンテナンス 70 3 1.9%
リユース・リサイクル 499 19 13.3%
調整 △ 189 0.0%

 

切断・穿孔工事が構成比トップ。利益率も17.0%と良い利益率です。

あまり多事業に手を伸ばして、リソースを拡散させるよりは本業を絞って選択と集中した方が良いでしょう。

カッター事業で今後もがんばって欲しい企業。

以下当社決算情報および定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合全て百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 3,764 376 241
前決算② 2,953 314 222
業績予想③ 12,441 1,327 841
YoY 811 62 19
27.5% 19.7% 8.6%
③-① 8,677 951 600
進捗率 30.3% 28.3% 28.7%

 

対前四半期増収(+811、+27.5%)、増益(+62、+19.7%)

なかなかの成長ぶりです。営業利益率は10.6%から10.0%へと0.6ポイントダウンしましたが。

対業績予想でも順調な進捗具合。

全てのアイテムにおいて超過達成しています。知られざる優良企業なのか。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタは以下の通り。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,327
有利子負債 当決算期末残高 86
現金預金 当決算期末残高 3,839
純資産 当決算期末残高 8,198
当期純利益 業績予測 841
総資産 当決算期末残高 10,913
発行済み株式数 当決算期末残高 5.692
支払利息 業績予測 2
減価償却費 決算短信 356
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 148
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,440
株価 直近株価 2,029
予想配当金額 決算短信 12
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 68.301
時価総額 株価×発行済み株式数 11,549

 

総資産10,913、純資産8,198、自己資本比率75.1%と高い。○

有利子負債86、D/Eレシオが0.01倍ととても低い。○

流動資産7,085、流動比率64.9%とそこそこ。△

ネットキャッシュが3,753、対総資産比率34.4%とかなり高い。○

財政的にはかなりの優等生。何の問題もない。

時価総額が115億円。まだまだ小さいですね。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 10.26%
ROA 総資本利益率 7.71%
PER 株価収益率 13.73
PBR 株価純資産倍率 1.41
ROIC 投下資本利益率 10.31%
WACC 加重平均資本コスト 0.84%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,683
FCF Free cash Flow 997
EV 企業価値 7,796
予想利回り 0.59%
配当性向 8.12%

 

ROE,ROAのスコアは普通に良い。○

グレアム指数は19.3倍。ギリギリ割安。○

ROICもなかなかのスコア。△

EV/EBITDAは4.6倍。超割安。◎

PEGレシオは160.45倍。割安ではない。×

配当利回りと配当性向も良くはない。カネはあるのに。×

 

まとめ

良い会社。

自己資本比率75.1%、D/Eレシオ0.01倍、ネットキャッシュ3,753、とまず何より財政状態がすこぶる良い。

ROE,ROA,ROIC,EV/EBITDAもなかなかのスコア。

グレアム指数も割安の部類である。

PEGレシオが高すぎるのと、配当利回り、配当性向が低いのが残念だが。

全然、もっと買われてもおかしくない会社だと思う。

買われだしてきた気配も感じる。

私としては見送りだが。

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