【住石ホールディングス】2017.9(2Q決算)

住友石炭鉱業が母体。

国内炭撤退、豪州等からの輸入炭にシフト。

人工ダイヤ、採石等にも展開。

事業構成比は以下の通り。

事業構成比 売上 セグメント利益 構成比
石炭 6,751 233 93.1%
新素材 144 29 2.0%
採石 359 55 4.9%

 

石炭事業がほとんどを占める。

しかし利益率が低い。3.5%

あまり利幅の良い仕事ではないようです。

以下当社決算情報、定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合全て百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てている。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 7,255 90 1,752
前決算② 5,190 37 283
業績予想③ 15,000 100 1,700
YoY 2,065 53 1,469
39.8% 143.2% 519.1%
③-① 7,745 10 △ 52
進捗率 48.4% 90.0% 103.1%

 

対前四半期累計において増収(+2,065、+39.8%)、増益(+53、+143.2%)

増収増益。石炭価格の上昇などが追い風。

営業利益率は0.7%から1.2%へと0.5ポイントアップ。

しかし低い営業利益率だ。石炭とは儲からないのでしょう。

対業績予想では、売上は若干ショートしているが、営業利益、最終利益はかなりの進捗具合。

業績予想が保守的過ぎるのかもしれません。

ちなみに業績予想は下方修正しています。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期決算期末時点における決算パラメタは以下の通り。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 100
有利子負債 当決算期末残高 2,570
現金預金 当決算期末残高 3,558
純資産 当決算期末残高 12,459
当期純利益 業績予測 1,700
総資産 当決算期末残高 17,737
発行済み株式数 当決算期末残高 56.187
支払利息 業績予測 42
減価償却費 業績予測 93
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 30
BPS 純資産÷発行済み株式数 222
株価 直近株価 162
予想配当金額 決算短信 2
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 112.374
時価総額 株価×発行済み株式数 9,102

 

総資産17,737、純資産12,459、自己資本比率70.2%と高い。○

有利子負債2,570、D/Eレシオ0.21倍と低い。○

流動資産7,044、流動比率39.7%と低い。×

ネットキャッシュは988で対総資産比率が5.6%とまあまあ。△

財務的には取り立てて問題視するようなものはない。

時価総額は91億円と小さい。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 13.64%
ROA 総資本利益率 9.58%
PER 株価収益率 5.35
PBR 株価純資産倍率 0.73
ROIC 投下資本利益率 0.43%
WACC 加重平均資本コスト 0.93%
EBITDA 減価償却前営業利益 193
FCF Free cash Flow 679
EV 企業価値 8,114
予想利回り 1.23%
配当性向 6.61%

 

ROE,ROAはかなり良いスコア。○

グレアム指数が3.9倍とかなり割安。◎

ROICがとてつもなく低い。××。営業利益率が低すぎでしょう。

EV/EBITDAが42.0倍。超割高××

PEGレシオは1.03倍とまあまあ。△。

配当利回りも配当性向もそこまで良いわけではない。△

というかこの利益から配当払ってもらっても投資家は嬉しくないだろう。

 

まとめ

そんなに悪い企業ではない。

ROE,ROA,はじめ、財政状態は健全すぎるほど健全である。

しかしいかんせん、営業利益率とROICが低すぎ、そしてEV/EBITDAが高すぎる。

とても買えないと感じるスコアでした。

当社は実質、石炭に収益、利益ともに大きく依存。

言い換えると、石炭のプライスの上下により、企業業績は左右される。

つまり、コモディティを買うようなものです。

石炭の値が上がると踏めば買えばいいと思うが、私はコモディティ投資には懐疑的な性質なので、買わない。

ただ買い求めやすい株価ではあるので、石炭事業に未来を感じられる人は買えばいいのかもしれない。

グレアム指数は超割安だし、PEGレシオは安い方に分類されると思う。

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