【タカラレーベン】2017.9(2Q決算)

分譲マンション販売が主業。

首都圏が地盤だが、地方都市にも進出中。

太陽光発電事業拡大中。

他にも賃貸、不動産管理なども。

以下、当社決算情報、定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合、全て百万円とし、百万円以下の金額は切り捨てる。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 32,225 2,855 1,624
前決算② 37,120 2,994 1,549
業績予想③ 110,000 10,550 6,300
YoY △ 4,895 △ 139 75
-13.2% -4.6% 4.8%
③-① 77,775 7,695 4,676
進捗率 29.3% 27.1% 25.8%

 

対前四半期減収(△4,895、△13.2%)、減益(△139、△4.6%)

大幅減収と減益。苦しい決算。

営業利益率は8.9%から8.1%へと0.8ポイントダウン。

対業績予想もなかなか深刻。まだ1Qなのかと見まがうほど。

売上、営業利益、最終利益が軒並みショート。

下半期でどうやって挽回するつもりなのでしょうか。

 

業績予想から計算する経営指標

当四半期末時点における決算パラメタは以下の通り。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 10,550
有利子負債 当決算期末残高 101,662
現金預金 当決算期末残高 23,833
純資産 当決算期末残高 37,453
当期純利益 業績予測 6,300
総資産 当決算期末残高 155,791
発行済み株式数 当決算期末残高 108.090
支払利息 業績予測 1,054
減価償却費 業績予測 2,108
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 58
BPS 純資産÷発行済み株式数 346
株価 直近株価 497
予想配当金額 決算短信 15
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 1,621.354
時価総額 株価×発行済み株式数 53,721

 

総資産155,791、純資産37,453、自己資本比率24.0%とかなり低い。

有利子負債101,662、D/Eレシオが2.71倍とかなり高い。借金が多すぎだ。

流動資産91,997、流動比率59.1%

ネットキャッシュが△77,829の大赤字。

稼ぎも多くはないが、運転資本の赤字が大きく。

かなり資金繰りが苦しいのでは?大丈夫?

時価総額537億円。とそこそこの大きさ。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 16.82%
ROA 総資本利益率 4.04%
PER 株価収益率 8.53
PBR 株価純資産倍率 1.43
ROIC 投下資本利益率 4.88%
WACC 加重平均資本コスト 1.65%
EBITDA 減価償却前営業利益 12,658
FCF Free cash Flow -23,349
EV 企業価値 131,550
予想利回り 3.02%
配当性向 25.74%

 

エクイティが小さいだけあって、ROEは良いスコアだ。

グレアム指数(PER*PBR)も12.2倍とかなりの割安。

ROICは良くないスコア。

EV/EBITDAは10.4倍と割高。

FCFが233億円の赤字。これはきつい。

利回りと配当性向が高い。というか、カネないのに、こんなに配当出して大丈夫なのか???

 

進捗率から計算する経営指標

現状の進捗率から業績予想パラメタを計算すると以下の通り。

修正業績予想 売上 営業利益 当期純利益
業績予想④ 64,450 5,710 3,248
④-③ △ 45,550 △ 4,840 △ 3,052

 

どのアイテムも軒並み、大きくショートしている。

営業利益5,710、最終利益3,248を業績予想パラメタとして、経営指標を再算出すると以下の通り。

各指標
ROE 自己資本利益率 8.67%
ROA 総資本利益率 2.08%
PER 株価収益率 16.54
ROIC 投下資本利益率 2.64%
EBITDA 減価償却前営業利益 7,818
FCF Free cash Flow -26,464
配当性向 49.92%

 

最終利益がダウンしたため、ROE,ROA悪化。

エクイティがこれだけ小さいにもかかわらず、ROEはこの水準とは少しきつい。

グレアム指数は23.7倍。割高になってきてしまう。

営業利益も悪化したので、ROICも悪化。

EV/EBITDAは16.8倍と完全に割高である。

FCFは△264億円の赤字。

配当性向も50%弱となっている。

 

まとめ

まず、財政状態が悪すぎるでしょう。

自己資本比率24.0%、D/Eレシオ2.71倍、ネットキャッシュ△77,829、FCF△26,464。

資金繰りだって相当に厳しいのでは?

不動産を売って借金を返すというスキーム。

売れればいいのでしょうが、売れなきゃ地獄ですね。

どんな会社だって借金はしたくないわけですが、借金をしないとカネが返せない。

上場しているからと言って、直接金融でカネを集めようとしても、株主資本は借金と比べると、資本コストが高い。

これがまた財務を圧迫してしまう。

結局本業を頑張って、カネを作るしかないのでしょう。

不動産は一発当てれば大きいですから、大きい分譲をやっつければ、かなり財務も改善されるのでしょう。

とりあえずは、業績予想を達成できるように、営業を頑張ってもらいたいですね。

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