【青山財産ネットワークス】2017.9(3Q決算)

青山財産ネットワークス過去エントリ。

http://tamojun51.com/archives/1125(2Q決算)

http://tamojun51.com/archives/834(前期決算)

資産家への運用、相続のコンサルや運用商品組成に強み。

有り余るカネをどう処理したらいいか困っている高齢富裕層などにまだまだ潜在ニーズがある会社だと思います。

不動産も、東京五輪までは比較的堅調なのではないかと楽観しています。

以下、当社決算情報、定性情報は決算資料より。

単位は特筆なき場合、全て百万円とする。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 9,993 762 654
前決算② 8,535 608 437
業績予想③ 14,800 1,050 745
YoY 1,458 154 217
17.1% 25.3% 49.7%
③-① 4,807 288 91
進捗率 67.5% 72.6% 87.8%

 

対前四半期増収(+1,458、+17.1%)、増益(+154、+25.3%)

利益の伸び方は凄い。営業利益率も7.1%から7.6%へと0.5ポイントアップ。

対計画では、売上と営業利益はショートしているが、最終利益はかなり順調に消化中。

最終利益がポジティヴなので、悪くない決算。

 

当初業績予想から計算する各経営指標

当四半期末時点の決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 1,050
有利子負債 当決算期末残高 3,993
現金預金 当決算期末残高 5,275
純資産 当決算期末残高 3,455
当期純利益 業績予測 745
総資産 当決算期末残高 10,040
発行済み株式数 当決算期末残高 11.552
支払利息 業績予測 55
減価償却費 業績予測 151
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 64
BPS 純資産÷発行済み株式数 299
株価 前日終値 1,424
予想配当金額 決算短信 30
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 346.575
時価総額 株価×発行済み株式数 16,451

 

総資産10,040、純資産3,455、自己資本比率34.4%、少し低い。

有利子負債3,993、D/Eレシオが1.16倍。少し高い。

流動資産6,876、流動比率68.5%と高い。

ネットキャッシュは3,623で対総資産比率が36.1%となかなか高い。

時価総額164億円。これからの会社でしょう。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 21.57%
ROA 総資本利益率 7.42%
PER 株価収益率 22.08
PBR 株価純資産倍率 4.76
ROIC 投下資本利益率 9.07%
WACC 加重平均資本コスト 5.13%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,201
FCF Free cash Flow 519
EV 企業価値 15,169
予想利回り 2.11%
配当性向 46.52%

 

ROE,ROAのスコアはかなり良い。

PERが少し高くなってきたが、まだまだ割高圏とは言えないでしょう。

ROICもなかなか。借金が多いが、こなしている。

この超低金利時代に、借金で資金調達は正解だと思います。

EV/EBITDAは12.6倍。高い。

配当利回りもなかなか良い。配当性向もかなり高い。

総合的になかなか良い銘柄だと思っている。

 

進捗率から計算する各経営指標

現状の進捗率から業績予想パラメタを計算すると以下の通り。

修正業績予想 売上 営業利益 当期純利益
業績予想④ 13,324 1,016 872
④-③ △ 1,476 △ 34 127

 

当社は、不動産など、販売価格の大きい売り物があるので、それがハケると、収益・利益ともに大きく上下しますから、あるいは少し保守的な計算かもしれませんが、売上と営業利益はショートする計画。

一方で最終利益はポジティヴに。営業利益1,016、最終利益872で各経営指標を再算出すると以下の通り。

各指標
ROE 自己資本利益率 25.24%
ROA 総資本利益率 8.69%
PER 株価収益率 18.87
ROIC 投下資本利益率 8.78%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,167
FCF Free cash Flow 497
配当性向 39.74%

 

ROE,ROAは最終利益がポジティヴになったことで、大きく良化。

PERも20%台を割り込んでいる。

営業利益はネガティヴになり、ROICは悪化。

EV/EBITDAも13.0倍と割高に。

フロー的に見ると、まだまだ買いの銘柄なのではないかと思う。

 

まとめ

富裕層コンサルティングのニーズってまだまだ根強いように感じています。

高齢富裕層がタンス預金や銀行預貯金などでデッドストックを大量に死蔵しているという報道を聞くにつけ、ここの資産を溶かして、市場に供給することこそが、一番効果的な金融なのではないかと考えているからです。

人生100年時代で、ブームも今後、それなりに長く続いて行くだろうとも考えています。

加えて、不動産事業は、一時ほどの過熱感はなくなりましたが、東京五輪などもあって、まだまだ堅調に伸びるのではと考えています。

というか、今後は二極化がますます強まっていくのではないかと。

地方はどんどん限界集落化していき、人が住めなくなるのに対して、人口はむしろ都市部に集積し、都市の不動産はむしろ値上がる。

もし私に資金や、人脈などのリソースがあれば、富裕層コンサルや、不動産コンサルをやってみたいと考えているくらいなのです。

しかし実際には、今から素人が参入しても勝ち目はないので、既存の会社に投資する事によって、市場に参加しています。

富裕層および不動産コンサルは今後、中長期の日本金融にとって、面白くなってきそうだという予感があります。

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