日本の公的債務残高は1,200兆円超え

2015年4月時点でのIMFの推計によると、日本のGDP比の公的債務残高は246%にも及ぶという。
額にして、1,202兆円。
この公的債務残高は世界ワーストです。

デフォルトで有名になったギリシャが世界ワースト2ですが、ギリシャのGDP比の公的債務残高は177%。
公的債務残高だけで見れば、2位のギリシャをぶっちぎっている。

EU加盟の条件は、
「過剰な財政赤字状態でないこと、(財政赤字がGDP比で3%以下。公的債務残高がGDP比60%以下)」となっており、日本は間違っても、EUには加盟できないレベルの借金大国という事なのです。

それでは日本はギリシャのように財政破綻してしまうのか、というとそんな事はありません。
なぜなら、ギリシャがデフォルトしたのは、借金を外国からしていたためです。

日本の借金は国債を発行する事で賄われています。
この国債とはいうなれば、「税金の前借」なのです。

我々が銀行にお金を預けたり、生命保険会社に保険料を支払ったりすると、銀行や生命保険会社はそのお金を運用します。
その際に安定運用が可能な日本の国債をたくさん買っているのです。
つまり、我々は銀行に預金したり、生命保険に加入する事で知らず知らずの内に国の債権者になっているわけです。

要は国はいずれ返すと言って、身内から借金をしているのです。
そして国はいずれ歳入を増やして、その借金を返すと言っているのです。
ここで歳入を増やすというのは、つまり税収を上げると言う事です。

税収が上がり、国がキャッシュリッチになりさえすれば、そのキャッシュで国は公的債務を返済できるわけです。
つまり家族から借金して、いつか事業が成功しさえすれば、金が返せるから~と言って、どんどん家族への借金が膨らんでいるのが今の日本の状況なわけですね。

家族からの借金だから、デフォルトはしない。だからギリシャとは違うという事なのです。

だから上で「税金の前借」と表現したわけです。

しかし本当に税金はそんな劇的に上がるでしょうか。
前から書いている通り日本はとてつもないデフレスパイラルの中におり、ずっと低成長時代なのです。
GDP比で公的債務残高が246%というのは、借金の規模もさることながら、日本のGDPが低すぎるという事もこの割合の大きさに一役買っているわけです。

しかも借金の前借をして、それを返していく子供たちの出生率の低さは前述したとおりです。

担税者が少なくなっていくのに、税金の前借は増えて行っている。
日本は今、そんな異常状態なわけです。

沖縄でセブンイレブンがイートインを開設するという記事を読みました。
セブンイレブンで100円のコーヒーを買ったら、それをセブンイレブン内のイートインで飲み、時間を潰す時代です。

下手すりゃホテルのカフェで飲むコーヒーって1,000円くらいしますよね?

それがセブンイレブンの美味しいコーヒーを100円で飲めるなら、ホテルのカフェなんて使わないという国民はこのデフレでは圧倒的多数です。

最早、高いモノは売れない。たとえそれがいいものでも。
そして安くていいモノでも売れない時代になっているのです。

じゃあどうすればいいか。
富を現役世代(30-40代)に移転しなければいけないのです。

そのために私はずっと子供ベーシックインカムを提唱してきました。

それに付け加えて、私が提唱する政策は「贈与税0、相続税100%」という税制改革です。

この税制改革の趣旨については、いずれ書こうと思っています。しかし絶対やるべき政策であると確信しています。

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