【グノシー】2017.8(1Q決算)

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主業は広告。ユーザー興味関連度、エンゲージメント強めのレコメンド広告最適化に強みアリ。

テレビCMもよく流している。広告費は大きい。

以下当社決算情報、定性情報は決算資料より。単位は特筆なき場合、全て百万円とする。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 2,413 416 271
前決算② 1,680 245 251
業績予想③ 10,746 2,206 1,475
YoY 733 171 20
43.6% 69.8% 8.0%
③-① 8,333 1,790 1,204
進捗率 22.5% 18.9% 18.4%

 

対前四半期増収(+733、+43.6%)、増益(+171、+69.8%)

すごい成長。営業利益率も14.6%から17.2%へと2.7ポイントアップ。

対計画進捗率は売上22.5%、営業利益18.9%、最終利益18.4%とどれもかなりショートしているが。

計画数値の営業利益率は20.5%とかなり意欲的。

これだけ成長しながら、計画数値にこれだけショートしてしまうという事は、よほどチャレンジングな目標を掲げているという事です。

さすがに若い会社だけあって、思い切りがいい。目標数値達成は現状厳しそうですが。

 

当初業績予想から計算する各経営指標

以下当決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 業績予測 2,206
有利子負債 当決算期末残高 0
現金預金 当決算期末残高 6,906
純資産 当決算期末残高 8,370
当期純利益 業績予測 1,475
総資産 当決算期末残高 10,034
発行済み株式数 当決算期末残高 22.527
支払利息 業績予測 0
減価償却費 業績予測 142
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 65
BPS 純資産÷発行済み株式数 372
株価 前日終値 2,910
予想配当金額 決算短信 0
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 0.000
時価総額 株価×発行済み株式数 65,552

 

総資産10,034、純資産8,370、自己資本比率83.4%と高い。

有利子負債0なので、D/Eレシオも0

流動資産8,206、流動比率81.8%と高い。

財務的には超安定している。

時価総額655億円。着実に大きくなっている。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 17.62%
ROA 総資本利益率 14.70%
PER 株価収益率 44.44
PBR 株価純資産倍率 7.83
ROIC 投下資本利益率 16.96%
WACC 加重平均資本コスト 0.00%
EBITDA 減価償却前営業利益 2,348
FCF Free cash Flow 1,630
EV 企業価値 58,646
予想利回り 0.00%
配当性向 0.00%

 

ROE,ROAも優秀なスコア。

PERがそこそこに高い。知名度もあるし、致し方なしか。

ROICも高い。15%超え。

EV/EBITDAが24.9倍。かなり割高。

FCF16億円。

配当はゼロ。いくらカネがあっても足りない時期なんでしょう。

かなり良いスコアだが、案の定割高。この期待値の高さをどう見るか。

 

進捗率から計算する各経営指標

進捗率から、各決算パラメタを計算すると以下の通り。

修正業績予想 売上 営業利益 当期純利益
業績予想④ 9,652 1,664 1,084
④-③ △ 1,094 △ 542 △ 391

 

軒並みスコアはショート。

元々計画数値が意欲的な数字なのでそれでもかなりの成長率。

営業利益1,664、最終利益1,084の数字において、各経営指標を再算出するとこちら。

各指標
ROE 自己資本利益率 12.95%
ROA 総資本利益率 10.80%
PER 株価収益率 60.47
ROIC 投下資本利益率 12.80%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,806
FCF Free cash Flow 1,281
配当性向 0.00%

 

最終利益がネガティヴになるので、ROE,ROA共にスコアダウン。

PERもかなりの割高案件に。60倍超え。。

営業利益もネガティヴなので、ROICも悪化。

EV/EBITDAは32.4倍。かなり割高である。

FCF12億円。

ちょっと高すぎ。

 

まとめ

現状は高すぎなので、私は買わないですが、期待値が高いのは理解できる。

会社はじめ、経営者が若い。

代表の福島さんは昭和63年生まれ。現在28歳?若い。

同代表でおそらくナンバー2の竹谷さんに至っては平成生まれ。27歳?

これだけの若さで、時価総額655億円の会社の代表をやっているというのは、日本という国にしては珍しい。

柔軟な発想、馬力の利く体力、将来性等々鑑みると、経営者は若い方がいい。

というわけで、この経営者が若いという定性的なアドヴァンテージを加味して、現在の株価が高いか低いかという事ですね。

そういう意味で、期待値が高い事を、感情的には理解できる。

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