東京は果たして住みやすい都市なのか?

敬愛する出口治明さんのご著書、「日本の未来を考えよう」を読んで。

本当に日本、そして東京は住みやすいのかを定量分析しておられるので、面白い。

東京の年間平均気温は15℃、これはロンドンよりも5℃も高く、マイルドで四季を楽しめる、かなりバランスが取れた気候と言う事ができる。

ニューヨークや北京も四季はあるらしいが、冬がとてつもなく寒いのだそう。
ニューヨークは腰の位置まで積雪する事も珍しくなく、北京は-10℃まで下がり、凍死者もさほど珍しくはない。

ちなみに主要都市の年間平均気温は以下の通り。

東京      15.4℃
ニューヨーク 13.2℃
ロンドン    10.3℃
キャンベラ  13.3℃
北京      12.9℃
ニューデリー 25.2℃

そして東京は温暖湿潤気候でもあるため、降水量が比較的多い。
ロンドンの倍以上ある。ロンドンはいつも霧雨が降っている印象ですが、意外と降水量はそうでもないらしいです。

気候や四季、降水量などは日本は大変相対的に恵まれています。
しかし日本は地震大国という大きな欠点があります。

日本は太平洋プレート、フィリピン海プレート、北京プレート、ユーラシアプレートの4つのプレートの接する箇所に位置しているため、そのプレートの影響を滅茶苦茶受けやすい。

活断層が2000以上もあり、世界で起こる地震の10%は日本で起きているのだそうです。

M5.5クラスの大地震が起きた年平均回数(1980~2000年)のランキング。

1位 中国      2.1回/年
2位 インドネシア 1.62回/年
3位 イラン     1.43回/年
4位 日本      1.14回/年

これを見ると、日本は大体年1回のペースで大地震に見舞われているというデータです。
比較的地震リスクは少ないと考えられていた熊本ですらあんな大規模な地震が起きたのですから、日本列島で地震リスクから逃れられる場所などないと考えてよいのでしょう。

それにも拘わらず、国土が狭いから、あんなに高いビルを建てて大丈夫なのかとも思いますが。

ただ日本の耐震建築技術は世界トップクラスですから、免震技術とかもかなりすごいクオリティだそうで、地震大国ゆえにそういうイノヴェイションが起こったという側面、背景もあるにはあるのです。

前にも書いたように東京は人口も相対的にかなり多い。
東京―横浜間の地域では、自然災害によって5,710万人に影響が出ると言われており、これは世界ワーストです。
ちなみにワースト4位は大阪―神戸。
ワースト6位は名古屋となっています。

南海トラフ沖地震もいつ起こるかわからないと言われていますから、東海圏の人は本当に恐ろしい思いをしているのではないかと思料します。

再保険会社も、地震保険の再保険はできないので、代わりに政府が再保険をしているくらいなのです。
そのくらい、地震のリスクは見積もる事すらできないレベルの被害をもたらす可能性があると我々日本人は戦々恐々と生活しなければならない、そんな背景があります。

保険会社が軒並み、再保険すら断る規模の地震。その恐ろしさに居ても立ってもいられなくなる不安に駆られます。

そして、最近私が疑問に思うのが、東京オリンピックです。
いつ、未曾有の大災害が来るかわからない都市でオリンピック???

予算は3兆円まで膨れ上がったとか言ってますが。
そんな金があったら、地震対策をすべきでは?
子供手当の拡充をすべきでは??
社会福祉にでも充てるべきでは???

こんな世相にたかがオリンピックに3兆円の血税を注ぎ込もうとしているのです。
まあ、もはやブラックジョークですよね。
日本を牛耳る老害には我々若年世代などどうなってもいい、という人間の本質的な悪質さを感じざるを得ません。

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