【アバント】2017.6(本決算)

連結経営・会計システムのパッケージソフト開発・ライセンス販売・導入サービスなど展開。

IFRS、ガバナンス高度化需要などコンサルサービスが堅調。

連結決算・納税アウトソース需要も強い。

以下当社決算情報、定性情報については決算資料より。

単位は特筆なき場合、全て百万円とする。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 当期純利益
当決算① 10,532 1,306 663
前決算② 9,612 1,109 660
業績予想③ 11,246 1,224 752
YoY 920 197 3
9.6% 17.8% 0.5%
③-① 714 △ 82 89
YoY 106.8% 93.7% 113.4%

 

対前期増収(+920、+9.6%)、増益(+197、+17.8%)

営業利益率は11.5%から12.4%へと0.9ポイントアップ。

かなり高い利益率。

対次年度計画では、売上106.8%、営業利益93.7%、最終利益113.4%と少し保守的か。

堅実と言うべきか。

前期は特別損失として、損害賠償引当金繰入額174があり、当期に置いては和解金が326計上されている。

顧客との間の業務委任契約上の賠償責任によるもの。

 

当決算から計算する各経営指標

当期の決算パラメタ。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 1,306
有利子負債 当決算期末残高 34
現金預金 当決算期末残高 3,946
純資産 当決算期末残高 3,873
当期純利益 決算短信 663
総資産 当決算期末残高 7,326
発行済み株式数 当決算期末残高 9.387
支払利息 決算短信 1
減価償却費 決算短信 112
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 71
BPS 純資産÷発行済み株式数 413
株価(円) 前日終値 1,943
配当金額 決算短信 16
配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 150.198
時価総額 株価×発行済み株式数 18,240

 

総資産7,326、純資産3,873、自己資本比率が52.9%、まあまあ。

有利子負債34でD/Eレシオが0.01倍。滅茶苦茶低い。

流動資産6,269で流動比率が85.6%と財務内容は安定。

時価総額182億円。

以下計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 17.12%
ROA 総資本利益率 9.05%
PER 株価収益率 27.51
PBR 株価純資産倍率 4.71
ROIC 投下資本利益率 21.51%
WACC 加重平均資本コスト 3.86%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,418
FCF Free cash Flow 752
EV 企業価値 14,328
配当利回り 0.82%
配当性向 22.65%

 

ROE,ROAは結構良いスコア。

PER,PBRは少々お高め。

ROIC>WACC,ROICはかなり良い。

EV/EBITDAは10.1倍と少々お高い。

FCF752億円。カネも余っている。

配当利回りはさほど高くないが、配当性向は結構高い。

 

次年度業績予想数値から計算した各経営指標

当決算のストックは据え置きで、営業利益や最終利益などのフロー数値を次年度の業績予想で置きなおす。

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 決算短信 1,224
当期純利益 決算短信 752
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 80
予想配当金額 決算短信 19
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 178.360

 

計算結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 19.41%
ROA 総資本利益率 10.27%
PER 株価収益率 24.25
ROIC 投下資本利益率 20.16%
EBITDA 減価償却前営業利益 1,336
FCF Free cash Flow 997
EV 企業価値 14,328
配当利回り 0.82%
配当性向 23.72%

 

和解金などがなくなり、最終利益はポジティブに。

よってROE,ROAは改善。PERも多少割安になった。

営業利益はむしろ悪化したので、ROICも悪化。

EV/EBITDAは10.7倍。割高。稼ぐ力が若干弱くなる。

FCF10億円弱使える。

配当性向も少し高くなった。

財務内容も安定しているので、総じて良い会社のスコアに見える。

ただ現状、少し買われ過ぎで割高だと思う。

次年度の進捗など様子を見守る。

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