【コロプラ】2017.6(3Q決算)

スマホゲームで急成長も、当期は既存タイトルの下振れが激しく厳しい決算。

海外展開にも注力。イメージキャラクターのクマのぬいぐるみがかわいい。

http://colopl.co.jp/company/identity/

「白猫テニス」、「白猫プロジェクト」等、既存タイトル苦戦。

5月リリースの「プロ野球バーサス」では新課金方式を採用。ガチャに依存しないマネタイズで捲土重来なるか。

以下決算情報、定性情報については当社決算資料より。数字は特筆なき場合全て、百万円とする。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 営業CF
当決算① 38,200 9,844
前決算② 64,579 25,622
業績予想③ 55,000 11,000
①-② △ 26,379 △ 15,778 0
成長率 -40.8% -61.6% #DIV/0!
③-① 16,800 1,156
進捗率 69.5% 89.5%

 

対前四半期大減収(△26,379、△40.8%)、大減益(△15,778、△61.6%)

上記したように既存タイトルの不振が原因。営業利益率も39.7%から25.8%へと13.9ポイントもダウンしている。

すごい落ち幅。しかしそれでも営業利益率25.8%はいいスコアですけど。

計画数値の進捗率は売上が69.5%とややショートしていて厳しいか。

一方営業利益の進捗率は89.5%とかなりいい消化率。利益計画は達成は固そう。

そもそも業績予想は固めに見積もっている。営業利益20.0%

既存タイトルが落ち目という事は十分織り込み済み。では、既存タイトルに代わる何か新機軸を打ち出せるのか。

 

各指標

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 会社業績予想 11,000
有利子負債 当決算期末残高 0
純資産 当決算期末残高 66,899
当期純利益 会社業績予想 7,500
総資産 当決算期末残高 72,146
発行済み株式数 当決算期末残高 127.442
支払利息 会社業績予想 0
減価償却費 会社業績予想 217
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 59
BPS 純資産÷発行済み株式数 525
株価 前日終値 1,253
予想配当金額 決算短信 17
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 2,166.514
時価総額 株価×発行済み株式数 159,685

 

純資産が66,899、総資産が72,146、自己資本比率は脅威の92.7%

無借金経営なのが強い。財務能力が安定しているのは買いポイント。

時価総額は1,600億円弱。

上記パラメタを入力して各指標を算出すると以下の通り。

各指標
ROE 自己資本利益率 11.21%
ROA 総資本利益率 10.40%
PER 株価収益率 21.29
PBR 株価純資産倍率 2.39
ROIC 投下資本利益率 10.58%
WACC 加重平均資本コスト 3.24%
EBITDA 減価償却前営業利益 11,217
FCF Free cash Flow 7,331
予想利回り 1.36%
配当性向 28.89%

 

ROE,ROA共にいいスコア。特にROAがいい。自己資本比率がバカ高いので、ROEとROAが似たようなスコアになる。ただ以前ほどの勢いはない。

PER,PBR共に、落ち着いたスコア。高くも安くもない。

ROIC>WACC,ROICもいいスコア。上記の利益進捗率だと、もう少し高くてもいいくらいです。

EBITDA,FCF,資金余力としては、70~80億円。そこそこある。何に使うのか。

利回りと配当性向もそこそこ。配当性向はもう少しで30%に到達するのは立派。

カネが余っていたら、ある程度株主に還元しようと考えるのは、資本主義では当然の姿勢です。

ところが東海旅客鉄道http://tamojun51.com/archives/1155という会社の配当性向はなんと8%ぽっち。。

私はこの既得権にフリーライドして、高い新幹線利用料に胡坐をかき、それを社会に還元しようとしないこの会社が大嫌いなのですが、ここと比較すると、コロプラの配当はかなり頑張っている。

東海旅客のように行政に依存するでもなく、一本独鈷で頑張っている。圧倒的に私はコロプラを応援したいと思います。

 

理論株価

理論株価は(妥当PER×妥当EPS)で算出。
妥当PERは直近の業界平均PER.
妥当EPSは当社業績予測における当期純利益を当四半期末時点の発行済み株式数で除して求める。

業界PERは日本取引所の公表している情報・通信業の23.5倍を利用。

EPSは上記で求めた59円を利用。これを乗じると。

理論株価
業界PER*EPS 1,382.98 業界PERは日本取引所HP(http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/04.html)より

 

まあ現状は多少割安かなあ、といったところか。

現状の決算の進捗具合だと、利益はもう少し大きくなっても不思議ではないので、EPSはもう少し色をつけてもいいが、そうたいした変わりはないのではないでしょうか。

既存タイトルが市場に飽きられたのは痛い。特にスマホゲームは熱を上げるのも早ければ、それが引くのも早いですからね。。

ヒットタイトルを次々にリリースしていかねばならないというのはかなり過酷な経営。

ただ何がウケるかわからない、宝探しのような楽しさがある経営なのかもしれません。

クマのキャラクターがかわいいので、是非頑張ってもらいたい銘柄ではあります。

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