【岐阜造園】2017.6(3Q決算)

その名の通り、主要営業地盤は東海および関西地方。

造園緑化事業では唯一の上場企業。

設計・施行・メンテナンスの一貫体制。

実は2016.11に上場したばかり。

有価証券報告書によると、代表取締役社長は小栗達弘氏。73歳。牡牛座。

そして、営業部長兼務役員で小栗栄一氏という名前もある。46歳。天秤座。

こちら親子ではないかと思う。時期社長候補の息子が今は営業部長兼務役員として脇を固める。

少し気になるのは、牡牛座と天秤座の相性があまり良くない事。

ただ仲が良くないから、事業パートナーにふさわしくないかと言うとそんなこともないのだが。

以下定性情報及び決算情報は当社決算資料より。単位は特筆なき場合すべて百万円とする。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 営業CF
当決算① 2,889 180
前決算② 3,172 322
業績予想③ 3,816 312
①-② △ 283 △ 142 0
成長率 -8.9% -44.1% #DIV/0!
③-① 927 132
進捗率 75.7% 57.7%

 

対前四半期減収(△283、△8.9%)、減益(△142、△44.1%)

特に営業利益の落ち込みは相当大きい。

営業利益率も前四半期の10.2%から6.2%へと4ポイントもダウンしている。

対計画進捗率は売上が75.7%、営業利益が57.7%

売上の消化率は3Qとしてはまずまずだが、営業利益はきつい。

この営業利益の進捗率の悪さを分析できているのか。

対前四半期において原価率は73.8%⇒74.3%と0.5ポイント増加。

販管費率は15.9%⇒19.4%と3.5ポイントも増加している。

目標数値の利益率8.2%を達成するために、少し販管費のコストカットが必要?

 

各指標

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 会社業績予想 312
有利子負債 当決算期末残高 345
純資産 当決算期末残高 2,282
当期純利益 会社業績予想 209
総資産 当決算期末残高 3,391
発行済み株式数 当決算期末残高 1.452
支払利息 会社業績予想 2
減価償却費 会社業績予想 14
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 144
BPS 純資産÷発行済み株式数 1,572
株価 前日終値 1,412
予想配当金額 決算短信 35
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 50.813
時価総額 株価×発行済み株式数 2,050

 

時価総額20億円。上場したばかりにしては大きいのか小さいのか。よく分からない。

もう少し知名度を上げて行ってスケールするといいですね。

上記パラメタを入力して各指標を算出。その結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 9.16%
ROA 総資本利益率 6.16%
PER 株価収益率 9.81
PBR 株価純資産倍率 0.90
ROIC 投下資本利益率 7.64%
WACC 加重平均資本コスト 1.99%
EBITDA 減価償却前営業利益 326
FCF Free cash Flow 274
予想利回り 2.48%
配当性向 24.31%

 

ROE,ROAのスコア。悪くない。ROE8%超え、ROA4%超えはご立派。低ROE,ROAである銀行株などよりはよほど健全です。

PER,PBR共に、割安感がある。緑化造園業の未来への期待値をどう判断するのか。個々人の考えによる。ガーデニングとか好きならいいのかもしれない。

ROIC>WACC,ROICのスコアも決して悪くない。これを維持できるのか。

EBITDA,FCF、大体3億円程度の資金余力か。このカネをどう使うのか。緑化造園業の設備投資ってなんなんだろうか。

利回りと配当性向悪くない。配当性向24.31%はご立派。

ここでおなじみ、配当性向比較会社、ドケチで名高い、東海旅客鉄道http://tamojun51.com/archives/1155の配当性向は8%そこそこ。。。

この東海旅客鉄道という会社は、資本集約型の規制ビジネスでぼろ儲けしながら、利用客や株主へ還元するつもりは一切ない。儲けた潤沢な資金で、しょうもない事業で遊んでたりします。

こんなに市場から価格弾力性を失わせるのなら、もういっそ国営化してしまった方がいいのではないかと思っています。

半分以上、国土交通省の出先機関みたいなもんですから。

東海旅客鉄道のクソ株を買うなら、私は岐阜造園を買いたいですね。

 

理論株価

理論株価は(妥当PER×妥当EPS)で算出。
妥当PERは直近の業界平均PER.
妥当EPSは当社業績予測における当期純利益を当四半期末時点の発行済み株式数で除して求める。

妥当PERは建設業の12.1倍。妥当EPSは144円。結果は、

理論株価
業界PER*EPS 1,741.91 業界PERは日本取引所HP(http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/04.html)より

 

と上記のような結果に。1,741円。現状の株価と比較すると若干割安。

しかし建設業のPERというのは低い。日本は人口減少時代に入り、新しく住居やオフィスをガンガン建てるような時代はとうの昔に終焉しているので、この期待値の低さは当然なのかもしれない。

また、当社のEPSも本当に144円もあるのか、と考えると少し盛り過ぎかもしれないと思う。

当四半期における累計当期純利益は136.

仮にこのペースと同じように当期純利益を積み増したと仮定すると、当期の純利益はせいぜい180といったところ。

これを当四半期時点の発行済み株式数で除すと、

EPS=123.9円。

123.9×12.1≒1,500円。

多少割安なのかなあ、といったところでしょうか。

ものすごい夢が見られる数字というわけでもないと思いますが。

一にも二にも、緑化造園業の未来を投資家がどう判断するかにかかってくると思われます。

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