【グリーンズ】2017.6(年度決算)

三重県地盤のホテルチェーン経営。

ビジネス型「コンフォートホテル」を全国展開。

シティホテル「グリーンズ」

あの有名なコンフォートホテル。ちなみに事業構成比としては、

事業構成比 構成比
ビジネスホテル 72.0%
シティホテル 27.0%
その他 1.0%

 

ビジネスホテル依存度が高いですが、シティホテルシェアも増えてきつつあるようです。

オリンピック需要などの波に上手く乗れるのか。そしてオリンピック後は大丈夫なのか。

以下決算情報及び定性情報は当社決算資料より。単位は全て百万円とする。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 営業CF
当決算 26,014 2,287 2,231
前決算 25,006 2,278 1,418
業績予想 27,588 2,013
①-② 1,008 9 813
成長率 4.0% 0.4% 57.3%
③-① 1,574 △ 274
成長率 6.1% △11.9%

 

対前期において増収(+1,008、+4.0%)、増益(+9、+0.4%)

営業利益率は前期の9.1%から8.8%へと0.3ポイントダウン。しかしサービス業でこの営業利益率は結構いいのでは。

営業CFは対前期で+813、+57.3%と躍進。

未払い法人税等の額の増加などが効いている。

対業績予測では、増収(+1,574、+6.1%)、減益(△274、△11.9%)

利益に関しては弱気な予想。営業利益率も7.3%を予想している。

 

各指標

項目 情報ソース パラメタ
営業利益 会社業績予想 2,013
有利子負債 当決算期末残高 5,733
純資産 当決算期末残高 8,116
当期純利益 会社業績予想 1,249
総資産 当決算期末残高 17,364
発行済み株式数 当決算期末残高 12.660
支払利息 会社業績予想 71
減価償却費 会社業績予想 386
EPS 当期純利益÷発行済み株式数 99
BPS 純資産÷発行済み株式数 641
株価 前日終値 1,350
予想配当金額 決算短信 20
予想配当総額 1株当り配当×発行済み株式数 253.200
時価総額 株価×発行済み株式数 17,091

 

時価総額は170億円。

上記のパラメタを入力して各経営指標を算出。その結果。

各指標
ROE 自己資本利益率 15.39%
ROA 総資本利益率 7.19%
PER 株価収益率 13.68
PBR 株価純資産倍率 2.11
ROIC 投下資本利益率 9.35%
WACC 加重平均資本コスト 2.16%
EBITDA 減価償却前営業利益 2,399
FCF Free cash Flow 1,010
予想利回り 1.48%
配当性向 20.27%

 

ROE,ROAともに意外なくらいご立派なスコア。

PERとPBRもサービス業にしては結構割安。

ROIC>WACC,ROICのスコアも10%目前でいい。

EBITDA,FCF,10億円くらいのキャッシュ余裕はある。投資余力あり。

利回りと配当性向もそこそこ。配当性向は20%を超えていてご立派。

何度でも引き合いに出すが、東海旅客鉄道http://tamojun51.com/archives/1155という会社は、資本集約型の独立許認可事業でお上の保護の下、えげつない儲け方をしているにも関わらず、配当性向はたったの8%で驚く。

この東海のような会社が日本経済を停滞させているひとつの元凶と言えよう。東海旅客鉄道に投資するくらいなら、私はこのグリーンズ社に投資いたします。

 

理論株価

理論株価は妥当PER×妥当EPSで算出。

妥当PERは直近7月のサービス業界の平均PER25.5倍を用いる。

妥当EPSは当社業績予測を元に、当期純利益を発行済み株式数で除して計算した99円とする。

その結果、

理論株価
業界PER*EPS 2,515.76 業界PERは日本取引所HP(http://www.jpx.co.jp/markets/statistics-equities/misc/04.html)より

 

理論株価は2515.76円と、現状の株価と比較し、かなり割安であるという事になった。

業績予想の数字はかなり保守的なので、これは十分期待できる株価なのではないでしょうか。

ただ現在はオリンピック特需などあり、ホテル業界は活況を呈しているのかもしれませんが、その後もインバウンド需要が継続するのかどうかは未知数。

ホテルというサービス産業の今後をどう考えるか、というところは少し気がかり。

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