日本に眠る890兆円もの預貯金!

日本にはなんと890兆円もの預貯金が銀行の預金口座で眠っているそうです。

これは日本のGDPの2倍近くです。
マスコミから教育機関からが、「貯金して老後に備えなさい」とシュプレヒコールを上げているのだから、この数字もさもありなん、と言うところですね。

特に若者が消費しなくなった、なんて責める論調が多いですが、そりゃそうだろと言いたくなる。
なぜなら、賃金が下がっているのだから。

日本の景気の先行きを不安視する要因として、大体下記2つが取り沙汰される傾向にあります。

・人口減少
・デフレ

デフレとは何かというと、物価が安くなることです。
牛丼安売りのチキンレースがよくデフレの象徴として語られます。

物価が安くなる。→人件費が下がる。→更に物価が下がる。→更に人件費が下がる。

というデフレスパイラルが、ここ20年の日本経済の縮小の元凶と言われているのです。

日本はこのデフレスパイラルをかなりこじらせており、その煽りを受けているのが、日本の若年層というわけです。

大体経済先進国、主要先進国というのは既に成熟しているので、なかなかインフレにはならないものなのですが、日本の消費者物価指数はなかなか酷い。

1990年代以降何度も消費者物価指数がマイナスを示しているのは日本だけなのだそう。

他国は何とか、マイルドなインフレを導いているのだそうです。

そして2000年~2010年の期間において、平均物価上昇率がマイナスだったのはOECDでも日本だけ。

そして悪い事には、日本はその物価のマイナスを超えるペースで賃金が低下するという状況が、長期的に続いてきて、それが改善されないまま今に至るのです。

賃金が上がらないからモノが売れない、値段を下げざるを得ない。
→名目GDPがしぼんでいく。

こういう根の深いデフレの病気に日本は今かかってしまっている。

だから安倍政権としては、ゆるやかなインフレ、つまりリフレ政策に今躍起になっているというわけです。

日本の経済をどうやったら、デマンドプルインフレに導き、890兆円の預貯金を市場に引っ張り出せるか。
それが今の日本経済の課題なわけです。

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