【青山財産ネットワークス】2017.6(2Q決算)

青山財産ネットワークス。過去記事はこちら。http://tamojun51.com/archives/834

不動産から財産コンサルティング業務へ軸足をシフトしつつある。

以下、財務情報や定性情報は当社決算資料より。単位は特筆なき場合百万円。

 

経営成績

経営成績 売上 営業利益 営業CF
当四半期① 7,000 701 121
前四半期② 6,912 424 △ 3,000
通年計画③ 14,800 820
①-② 88 277 3,121
成長率 1.3% 65.3% 104.0%
③-① 7,800 119
進捗率 47.3% 85.5%

 

対前期増収(+88、+1.3%)、増益(+277、+65.3%)

利益率も大幅改善(+3.9ポイント)

また、営業利益の計画進捗率も凄い。第二四半期時点において85.5%。利益は軽々クリアしそうです。

増益幅が凄い。理由は上記したように不動産事業からコンサル事業に経営の軸足をシフトウェードしているからであろう。

前期 当期 増減
財産コンサルティング 1,536 2,260 724
 内リテール 1,032 1,172 140
 内法人 504 1,087 583

 

財産コンサルティングセクターでは、売上が+724、+47.1%の大躍進。

その内リテールが+140、+13.6%であるのに対して、

対法人向けが、+583、+115.7%という超成長。

法人向けの不動産コンサルティングはまだまだ成長が期待できるのではないか。

これらコンサル収益の伸びが、大幅な利益改善につながっている。

ちなみに不動産事業がこちら。

不動産 4,786 4,155 △ 631

 

不動産事業収益は△631、△13.2%

不動産事業は安く買って高く売る事ができればいいが、在庫リスクなども考え合わせると、コンサルティングでスケールしていく方針に舵を切り替えた経営判断は正解だったように評価できる。

 

各指標

パラメタ
営業利益 820
有利子負債 4,325
純資産 3,435
当期純利益 680
総資産 10,065
発行済み株式数 11.963
支払利息 112
減価償却費 158
EPS 57
BPS 287
株価 992
予想配当金額 28
予想配当総額 334.964
時価総額 11,867

 

営業利益などのPL項目は計画数値から。

有利子負債などのBS項目は当四半期末時点の残高から。

当該数値を用いて各指標を算出。

各指標
ROE 19.79%
ROA 6.76%
PER 17.45
PBR 3.45
ROIC 6.80%
WACC 5.25%
EBITDA 978
FCF 193
予想配当利回り 2.82%

 

まず目を引くのが、ROE19.79%、かなり良いスコア。資本効率はとても優秀。

ROAですが、6.76%でROEと比べると少し見劣り。不動産事業を抱えており、販売用不動産等、棚卸資産が大きい影響です。

PER17.45倍で、新興株にしては割安。まだまだ買い。

ROICは6.8%で決して悪くはないが、少し物足りないか。不動産事業という事で、有利子負債が大きいのが原因。

WACCも5.25%で少し高め。これはなぜなら、配当が大きいから。

利回り2.82%でかなり高い。当社はかなり配当による株主還元に力を入れています。これはかなり評価できます。

最後にEBITDAとFCF。

EBITDA978ですが、FCFは193と785もの開きがあります。

この大きな原因は、

①まず当社にそれほど大きな減価償却資産がない。

②おそらく主に不動産事業による売掛債権が期首から増加している。

③同じく販売用不動産に係る棚卸資産が期首時点から増加している。

主にこれらの要因が考えられると思います。

不動産事業をやっているとどうしても、決算のタイミングでは、FCFが良くなったり悪くなったりという振れ幅が大きくなりがち。

しかしそれを鑑みても、この利益の進捗具合はかなりいいと見て間違いないでしょう。

まだまだ大きくスケールする期待感はあります。

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